情報社会と呼ばれる現代においてはパソコンやインターネットを当たり前のように使いますが、情報管理が非常に重要です。このページではリサイクルパソコンや廃棄パソコンからのデータ漏洩を防ぐことができるデータ消去ソリューション「ディスクシュレッダー7」について紹介・解説します。特徴やメーカー情報などを調査しましたので、ぜひ参考にしてください。
ディスクシュレッダー7は普及が加速しているUEFI規格のパソコンへの対応をより一層進めているほか、セキュアブートを有効にしたまま起動できる機種を大幅に拡大しています。また、2020年に改訂された総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で新たに示されている「OS等からのアクセスが不可能な領域も含めた領域のデータ消去装置又はデータ消去ソフトウェアによる上書き消去」にも対応していて、隠し領域(HPA:Hidden Protected Area)におけるデータも消去できます。サニタイズの機能を搭載している一部のディスクにおいては「サニタイズ+消去検証」を選択することができます。
ディスクシュレッダー7は「米国国立標準技術研究所(NIST)」が規定する消去レベルに対応しています。「米国国立標準技術研究所(NIST)」とは、米国の工業規格や科学技術の分野において標準化を担う総合研究機関であり、ITセキュリティ分野でも強い影響力を持っている機関です。
「ゼロ1回上書き+消去検証」をはじめ、サニタイズ消去方式にも対応したことで、NISTが提唱し「NIST SP 800-88 Rev. 1」で規定している消去レベルの「Clear」「Purge」などを実現できるようになっています。また、これらの消去ログは別途用意したUSBメモリに、日時や消去方式のほか、パソコンの機種名やシリアルナンバー、プロセッサ名、メモリ容量などさまざまな情報を記録できます。
ディスクシュレッダーは3種類のグレードが用意されています。
まず「スタンダード」は上書き消去方式に乱数書き込みができるほか、ポピュラーなNSA方式や米国防総省推奨方式を採用しています。セキュア消去方式に加えてサニタイズ消去方式も可能であり、総務省の新ガイドライン・NIST提唱のPurgeレベルなどにも対応しています。
2つ目の「スーパー」ではスタンダードで利用できる消去方式に加え、米国における陸・海・空軍、グートマン推奨方式などといったさまざまな消去規格に準拠した消去も行えます。消去サービスをはじめとした商用利用も多い最上位版となっています。
3つ目の「ライト」は、上書き時の消去方式が「乱数1回書き込み」に固定になっていて、SSDのセキュア消去時を自動選択とすることでシンプルな操作を実現しています。安価なグレードであり、大量導入にも適しています。
これら3つのグレードがそれぞれ2種類のメディア・通常版と5本パックで用意され、豊富なラインナップが揃っています。
ライト版のUSBタイプを使用しているので、同時に複数台の処理ができませんが 処理台数はそれほど多くないので特に困ることはありません。 パソコンについてはそれほど詳しくありませんが リースで使用していたパソコンを返却する前には 念のためデータ消去したいので利用しています。 ディスクの状態、状況にもよりますが1台あたり15分~1時間程度で 完了するのでサクサク進みます。
引用元:ITreview(https://www.itreview.jp/products/disk-shredder/profile)
SSDの消去対応アプリを探して、いくつかピックアップして検討していましたが、使いやすさ(画面のわかりやすさ)、機能とそのパフォーマンス(処理速度)と、価格(キャンペーンで購入)、サポート対応(購入前相談、購入後の出荷の迅速)について満足しています。
引用元:ITreview(https://www.itreview.jp/products/disk-shredder/profile)
優れている点・好きな機能
UEFI規格やSSD内蔵PCであっても対応していること、消去ログが記録できること
・USBブートするだけで使用できること
その理由
ディスクシュレッダー4を以前より使用していたが、近年のUEFIやSSD内蔵PCの消去場面が増えてきており、新バージョンの導入となった。
/確実に消去したことを後日確認するために、消去ログの存在は非常に助かっている。/以前のバージョンからでもあるが、ブートして放置すれば確実な消去ができるので、オペミスが発生しない。
引用元:ITreview(https://www.itreview.jp/products/disk-shredder/profile)
項目 | 内容 |
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価格 | スタンダード39,600円/スーパー79,200円/ライト19,800円(いずれも税込) |
対応OS | Windowsパソコン(目安としては2005年以降に発売されたWindowsパソコン)、 Windowsタブレット(Surface Pro7/Surface Go 2など)、 Intel Mac(MacBook Airなど) |
CPU | Intel PentiumPro以降の32/64bitのIntel CPU (AMD Athlon以降の互換CPUを含む) |
メモリ | BIOS 起動の場合 512Mバイト以上のメモリ UEFI 起動の場合 1Gバイト以上のメモリ |
ハードディスク空き容量 | 公式HPに記載なし |
対応ファイルシステム | 公式HPに記載なし |
ディスクシュレッダー7はUSBメモリ版とDVD-ROM版の2通りが用意されており、メーカーでは起動時間が短いUSBメモリ版の利用を推奨されています。1個の製品で何回でも何台でも消去が可能なライセンス形態となっているため、利用回数の制限が設けられていません。また、5本パックを購入すると5台のデバイスを同時に消去することができます。
社名 | パーソナルメディア株式会社 |
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所在地 | 東京都品川区平塚2-6-13 マツモト・スバルビル |
電話番号 | 03-5749-4935 |
URL | http://www.disksh.com/index.html |
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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