業務で利用しているパソコンを廃棄・処分したりリプレースする際には、情報漏えいの防止やセキュリティの観点から保存されているデータを消去する必要があります。ここでは、自分でデータ消去が実施できる、データ消去ソフトを紹介します。それぞれの特徴や口コミ・評判をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
DataSweeperシリーズは、クライアントPC向け・サーバ向け・ネットワーク対応型・タブレット専用消去ソフトといった多様なラインナップがあります。ライセンスフリーのソリューションでは2年間自社仕様PC限定で使い放題が可能。
短期間で複数台のデータ消去を行いたい、世界標準規格を含む20種類の消去機能を活用したい場合に最適です。
データを二度と復元できないレベルで抹消できるソフトです。消去レベルが設定されており、用途に応じて使い分けできます。BIOSかUEFIかを自動判別する仕組みともっており、パソコンに対応したプログラムが自動で起動します。CDからとUSBメモリからの起動に対応。複数台同時消去もできるため、抹消作業の時間を効率化できます。
10段階の抹消方式が用意されており、用途にあわせて選択できます。抹消レベルが高いほど時間はかかりますが、復元可能な状態まで抹消することが可能です。起動中のWindows上からパソコン丸ごと抹消できます。BIOS設定は必要なく、ウィザード形式で操作を進めるだけです。シンプルな手順のため、初心者でも簡単に作業できます。
HD革命/Eraser Ver.7 パソコン完全抹消について
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ソースネクスト株式会社が提供する「ドライブクリーナーEX」は、データ復元や消去において世界で有数の技術を持つ企業「Stellar Data Recovery Inc. 」が開発したソフトです。3つの消去レベルから選択しデータを消去します。簡単操作で進められ、パソコン操作に詳しくない方にも適しているソリューションです。
パーソナルメディア株式会社が提供する「ディスクシュレッダー7」は、スタンダード・スーパー・ライトという3つのグレードが展開されています。さらにUSBメモリとDVD-ROMの2種類のメディア、かつ通常版・5本パックと豊富なラインナップが特徴です。高い消去レベルを誇りながら守備範囲も広く、廃棄パソコンやリサイクルパソコンのデータ漏洩防止にも役立ちます。
blancco社が提供する「Blancco Drive Eraser」は世界中の政府機関や研究機関から認証、承認を受けている消去ソフトウェアであり、25種類以上の消去方式でHDDからSSD、PCIベースのSSDまで幅広いストレージデバイスのデータ消去に対応しています。データ消去後は改ざん防止が施された電子署名入りの消去レポートが出力できるので、監査証跡として使えます。
I-Oデータが提供する「DiskRefresher4 SE」は外付けHDD、SSDのデータを消去するアプリです。復元アプリを利用しても復元できないようデータを抹消するので、機密情報の復元や漏洩を防ぐことができます。また、データのまるごと消去だけでなくファイル単位での消去にも対応しています。こちらもファイル復元アプリで復元できないよう抹消します。
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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