
Blancco Drive Eraserは、PC、サーバー、取り外したドライブなどに搭載されたHDD・SSD・NVMeのデータを処理する、法人向けのデータ消去ソフトウェアです。
端末1台の消去だけでなく、複数ドライブの同時処理、RAID関連機能、消去ワークフローの自動化、電子署名付き消去証明書の発行、レポートの一元管理などに対応しています。
Blancco公式サイトでは、DoD、NIST、BSI、IEEE 2883など、25種類以上の消去方式・ガイドラインに対応すると案内されています。ただし、製品を導入すれば、すべての媒体を無条件に消去できるわけではありません。対象ドライブの種類・型番・接続方式・コントローラー・故障状態などを確認し、媒体と処分目的に適した方式を選ぶ必要があります。
このページでわかること
Blancco Drive Eraserは、継続的に多数のPCやサーバーを処理し、消去結果を証明書・レポートとして一元管理したい企業に適した製品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Blancco Drive Eraser |
| 主な用途 | PC・サーバー・ドライブのデータ消去 |
| 主な対象媒体 | HDD、SSD、NVMe、取り外したドライブ |
| 主な対象機器 | デスクトップPC、ノートPC、サーバーなど |
| 主な機能 | ドライブ消去、検証、複数台処理、ワークフロー自動化 |
| 対応する方式・ガイドライン | DoD、NIST、BSI、IEEE 2883など25種類以上 |
| 証跡 | 電子署名付き消去証明書・レポート |
| 管理 | Blancco Management Portalなどで一元管理 |
| 主な起動・展開方法 | 起動用USB、ネットワーク環境など |
| 価格 | 要問い合わせ |
| 無料体験 | 公式サイトから申し込み可能 |
| 日本法人 | 株式会社ブランコ・ジャパン |
Blancco Drive Eraserは、使用を終えたPCやサーバーなどの記憶媒体を再利用・売却・返却・廃棄する前に、保存されているデータを処理するソフトウェアです。
個人が数台のPCを初期化する用途というより、企業、データセンター、IT資産処分事業者などが、多数の端末を継続的に処理する用途を想定しています。
Blancco公式サイトでは、HDD、SSD、NVMeなどのドライブに対応すると案内されています。
ただし、媒体によって適した消去方法は異なります。正常なHDDでは上書き方式を利用できる場合がありますが、SSDやNVMeでは、内部のウェアレベリングや予備領域を考慮した方式を選ぶ必要があります。
デスクトップPC、ノートPC、サーバー、ストレージ環境、端末から取り外したドライブなどを処理できます。
対象端末のメーカー、ドライブ、RAIDカード、ストレージコントローラーなどによって認識・実行可否が異なるため、導入前のテストが必要です。
データの消去だけでなく、処理結果の検証、電子署名付き消去証明書の発行、レポートの保存までを一連の工程として管理できます。
媒体のシリアル番号と処理結果を記録できるため、社内監査や顧客への報告、資産台帳の更新に活用できます。
Blancco Drive Eraserは、企業が自社で導入するほか、データ消去会社やIT資産処分事業者がサービス基盤として利用する場合もあります。
利用者は、自社でライセンス・作業者・証明書を管理する方法と、Blanccoを採用している専門業者へ委託する方法を比較できます。
端末の入れ替えが継続的に発生し、毎月・毎年まとまった台数を処理する企業では、自社運用による効率化を検討できます。
ソフトウェアによる消去後も媒体を利用できるため、社内再配置、中古売却、リース返却など、媒体を破壊できないケースに適しています。
HDDだけでなくSSDやNVMeが混在しており、媒体の種類に応じて消去方法を切り替えたい企業に適しています。
媒体のシリアル番号、消去方式、処理日時、正常終了・エラーなどを記録し、個別の証跡を残したい場合に利用できます。
本社、支店、データセンター、従業員の自宅など、複数の場所で処理を行い、結果を一元管理したい企業にも適しています。
端末の種類や処分目的に応じて消去方式を設定し、作業・検証・レポート作成を標準化したい場合に活用できます。
| 機能 | 内容 | 導入時の確認点 |
|---|---|---|
| ドライブ消去 | HDD・SSD・NVMeを処理 | 型番、状態、接続方式 |
| 複数台処理 | 複数ドライブを並行して処理 | 端末性能、接続数、ライセンス |
| RAID関連機能 | RAID解除、パススルー、誤検出の識別など | RAIDカード、構成、ファームウェア |
| ワークフロー | 消去工程の自動化・標準化 | 管理環境、契約プラン、運用ルール |
| リモート運用 | 複数拠点や遠隔環境で実行 | 通信、権限、起動方法 |
| 消去証明書 | 電子署名付き証明書を作成 | 記載項目、保管先、照合方法 |
| 一元管理 | ライセンス、証明書、レポートを管理 | クラウド・オンプレミスの要件 |
| 外部連携 | ITSM・ITAMなどと連携 | 対象システム、API、開発工数 |
媒体の種類に応じて、上書き、ファームウェア機能、暗号化消去などの方式を選択できます。
対応方式が多いことだけで適切な消去が保証されるわけではありません。対象媒体、情報の機密性、再利用・廃棄の目的、社内規程に合う方式を選ぶ必要があります。
複数のドライブを並行して処理できるため、大量のPCやサーバーを扱う企業・IT資産処分事業者で利用できます。
実際の同時処理台数は、使用する端末のCPU・メモリ、ストレージコントローラー、接続ポート、ネットワーク、ライセンス条件などに左右されます。
公式サイトでは、RAIDの自動解除、パススルー、誤検出の識別などの機能が案内されています。
ただし、すべてのRAID構成を無条件に処理できるわけではありません。RAIDカード、ドライバー、ファームウェア、接続方法によって認識状況が異なるため、導入前に実機で確認してください。
端末の種類や処分目的に応じて、消去方式、検証、証明書作成などの工程を設定し、作業の標準化を図れます。
担当者が毎回手作業で方式を選ぶ運用と比べ、設定ミスや作業のばらつきを抑えやすくなります。
社内の端末だけでなく、データセンター、遠隔拠点、従業員の自宅などでの処理も想定されています。
リモートで利用する場合は、端末の起動方法、通信環境、作業者権限、証明書の送信先などを確認します。
消去処理ごとに検証を行い、電子署名付きの消去証明書を作成できます。
証明書は、消去作業の内容と結果を記録する監査証跡として利用できます。ただし、証明書があるだけで、すべての法令・契約への適合が自動的に保証されるわけではありません。
Blancco Management Portalなどを利用して、ライセンス、消去証明書、レポートを一元管理できます。
複数拠点で処理する場合も、媒体ごとの実施状況やエラーを集約できます。
ServiceNowなどのITSM・ITAMや、既存の資産管理システムと連携し、端末情報・消去結果・証明書を紐づける運用を検討できます。
| 媒体 | 主な処理 | 注意点 |
|---|---|---|
| HDD | 全領域への上書きなど | 不良セクタ、書き込みエラー、未処理領域 |
| SATA SSD | SSD向け方式、ファームウェア機能など | ウェアレベリング、予備領域、型番 |
| NVMe SSD | NVMe対応方式 | 対応コマンド、コントローラー、接続方式 |
| 暗号化ドライブ | 暗号化消去など | 暗号化状態、鍵の範囲、鍵管理 |
| 故障・認識不能ドライブ | ソフト消去できない場合がある | 磁気消去・物理破壊への切り替え |
正常に認識・書き込みできるHDDでは、全領域への上書き方式などを利用できます。
処理後は、正常終了したか、不良セクタや書き込みエラーがなかったか、ドライブ全体を処理できたかを確認します。
SSDでは、特定のメモリセルに書き込みが集中しないようにするウェアレベリングや、故障セルを置き換える予備領域があります。
そのため、HDDと同じ通常上書きだけでは、内部の対象データを適切に処理できない場合があります。
Blanccoは、SSDメーカーごとの機能差を考慮した特許取得済みのSSD消去方式を提供しています。ただし、対象SSDの型番・状態・接続方法によって利用できる機能が異なるため、実行結果の検証が必要です。
NVMe SSDでは、NVMeへ対応する処理方式を選択します。
同じNVMe SSDでも、メーカー、型番、ファームウェア、ストレージコントローラーによって認識・処理可否が異なる場合があります。
データが適切に暗号化されているドライブでは、対象データを保護する暗号鍵を処理する暗号化消去が選択肢になる場合があります。
利用する際は、暗号化が事前に有効だったか、鍵のコピーやバックアップが残っていないか、対象領域全体が暗号化されていたかを確認します。
ドライブが認識されない、書き込めない、ファームウェアコマンドを実行できない場合は、Blancco Drive Eraserで正常に処理できない可能性があります。
消去エラーとなった媒体は、正常終了した媒体と分離してください。再利用しない場合は、HDDなら磁気消去・物理破壊、SSDならNANDフラッシュメモリを処理する物理破壊などへ切り替えます。
Blancco公式サイトでは、25種類以上の消去方式・ガイドラインに対応すると案内されています。
| 分類 | 主な例 | 選定時の考え方 |
|---|---|---|
| 現行ガイドライン | NIST SP 800-88、IEEE 2883-2022 | 媒体・情報・処分目的から区分を選ぶ |
| 既存契約・規程向け | DoD 5220.22-M、DoD ECE、BSI関連 | 契約・社内規程の指定内容を確認する |
| SSD・ファームウェア | Blancco SSD Erasure、Firmware Based Erasure | ドライブの型番・対応機能を確認する |
| 暗号化 | Cryptographic Erasure、TCG Cryptographic Erasure | 暗号化状態と鍵管理を確認する |
| 複数回上書き | Random Byte Overwrite、Gutmannなど | 回数・処理時間・必要性を確認する |
NIST SP 800-88は、固定された上書きパターンではありません。情報の機密性、媒体、再利用・廃棄の目的に応じて、Clear・Purge・Destroyなどを選ぶためのガイドラインです。
ソフト上でNISTを選択する場合は、Clear・Purgeのどちらに該当し、実際にどの技術を使用するかを確認します。
IEEE 2883-2022は、ストレージ媒体のサニタイゼーション方法に関する規格です。
Blancco公式の対応規格には、IEEE 2883-2022のClear・Purgeが掲載されています。
DoD方式は、現在では主にデータ消去ソフト上で複数回上書きの方式名として利用されています。
契約・社内規程で指定されている場合は、実際の上書き回数、書き込み内容、検証方法を確認してください。
ドイツの情報セキュリティ関連基準に由来する方式などが用意されています。
規格名だけで判断せず、自社の契約・規程で求められている内容と一致するか確認しましょう。
SSDの内部構造やファームウェア機能を考慮した、Blancco独自のSSD向け方式です。
対象となるSSDの型番・接続方法・状態に対応するか、事前に確認します。
暗号化された対象データを保護している鍵を処理し、復号されたデータへのアクセスを困難にする方式です。
暗号化が事前に正しく有効だったことや、鍵のコピーが残っていないことが前提になります。
対応規格が多いことだけで、処理の適切さが決まるわけではありません。情報の機密性、媒体、処分目的、社内規程、顧客契約に応じて方式を選び、正常終了・エラー・検証結果を確認してください。
Blancco公式サイトでは、国際的な認証・承認・推奨に関する情報が公開されています。
ただし、「認証」「承認」「推奨」は同じ意味ではありません。また、評価対象となる製品、バージョン、媒体、試験条件が個別に定められている場合があります。
| 機関・制度の例 | 区分の例 | 確認事項 |
|---|---|---|
| Common Criteria | 認証 | 対象製品・バージョン |
| ANSSI | 認証 | 対象媒体・評価条件 |
| ADISA | 製品保証・試験 | 製品バージョン・媒体・基準 |
| TÜV Saarland | 認証・試験 | 対象製品・認証年 |
| NATO | 掲載・推奨等 | 認証との違い |
| 各国政府機関 | 承認・推奨等 | 対象バージョン・用途 |
第三者機関による試験・認証、政府機関による承認、推奨製品リストへの掲載などは、それぞれ評価の目的や条件が異なります。
すべてを「国際認証」として一括りにしないようにしましょう。
認証には、Blancco Drive Eraserの特定バージョンが指定されている場合があります。
導入するバージョンが認証対象と一致するか確認してください。
HDD、SATA SSD、NVMe SSDなど、評価対象となった媒体が限定されている場合があります。
自社が処理する媒体と、試験・認証の対象が一致しているか確認しましょう。
Blancco Drive Eraserでは、各消去処理を検証し、電子署名付きの消去証明書を作成できます。
証明書は、処理内容・対象媒体・結果を確認する監査証跡として利用します。
ドライブのメーカー、型番、容量、シリアル番号などを記録し、実際の処理対象と証明書を照合します。
NIST、DoD、IEEE、Blancco SSD Erasureなど、選択した方式を記録します。
方式名だけでなく、Clear・Purgeの区分や実際の処理内容を確認することが重要です。
いつ、どの拠点で、誰が処理したかを記録します。
可能であれば、作業者と確認者を分けて管理しましょう。
正常終了した媒体だけでなく、認識不能、書き込みエラー、検証失敗、未処理領域なども確認します。
エラー媒体を正常終了媒体と分離し、別方式へ切り替える運用が必要です。
Management Portalなどを利用し、複数拠点で作成された証明書やレポートを一元管理できます。
電子署名付き証明書は、消去作業の内容と結果を記録する監査証跡として活用できます。ただし、証明書があるだけで、すべての法令・契約要件への適合が自動的に保証されるわけではありません。
Blancco Drive Eraserを利用するには、契約内容に応じてBlancco Management Portalのアカウントを用意します。
ライセンス、ソフトウェア、証明書などを管理するため、利用者・管理者・権限を設定してください。
Management Portalから、契約ライセンスに対応するBlancco Drive Eraserと、起動用USBを作成するBlancco USB Creatorをダウンロードします。
Drive Eraserの設定ツールでISOイメージを開き、言語、キーボード、Management Portalとの通信設定、証明書の項目などを設定します。
Blancco USB CreatorにISOイメージを追加し、起動用USBを作成します。
USB作成時にはUSBメモリがフォーマットされ、保存されているデータが削除されるため、使用するUSBを間違えないよう注意してください。
対象PCのBIOS・UEFI設定を確認し、作成したUSBやネットワーク環境からBlancco Drive Eraserを起動します。
Secure Bootや起動順序などの設定変更が必要になる場合があります。
対象となるドライブ、媒体の種類、採用する消去方式を確認します。
誤って別のドライブを消去しないよう、メーカー、型番、容量、シリアル番号を照合してください。
データ消去を開始し、処理完了後に正常終了、エラー、未処理領域、検証結果を確認します。
作成された証明書をManagement Portalや社内システムへ保存し、資産管理番号と紐づけます。
認識不能、処理停止、検証失敗となった媒体は正常終了として扱わず、別の場所へ分離します。
再処理できない場合は、磁気消去・物理破壊などへ切り替えてください。
契約している製品、ライセンスの利用状況、ソフトウェアのダウンロードなどを管理します。
実施したデータ消去の証明書やレポートを保存し、処理日、拠点、媒体などから確認できます。
管理者、作業者、閲覧者など、役割に応じたアカウント・権限管理を行います。
ITSM、ITAM、資産管理システムなどと連携し、端末情報や証明書を自動的に紐づける運用を検討できます。
組織のセキュリティ方針やネットワーク環境に応じて、利用できる管理方式や構成を販売元へ確認します。
Blancco Drive Eraserの価格は、公式サイトでは一律に公開されていません。処理台数、利用期間、必要な機能、管理環境、導入支援などを基に個別見積もりとなります。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 製品価格 | 個別見積もり |
| ライセンス単位 | 消去回数、台数、利用期間などを確認 |
| 管理環境 | クラウド、オンプレミス等を確認 |
| 初期設定 | ISO、証明書、ワークフローなどの設定費用 |
| 導入支援 | 操作説明、実機検証、展開支援 |
| 保守・サポート | 期間、問い合わせ方法、更新条件 |
| 追加機能 | API連携、自動化、管理機能など |
| 無料体験 | 公式サイトから申し込み可能 |
まず、予定する年間処理台数、対象媒体、利用拠点、同時処理台数を整理して見積もりを依頼します。
一時的な大量処理なのか、毎月継続的に処理するのかによって、適したライセンス体系が変わる可能性があります。
Management Portal、ワークフロー、API、ITSM・ITAM連携など、必要な機能が見積もりに含まれているか確認します。
製品価格だけでなく、初期設定、実機検証、担当者向けトレーニング、保守、バージョン更新などの費用を確認してください。
公式サイトでは無料トライアルが案内されています。
導入前に、自社のPC、サーバー、SSD、NVMe、RAID構成などで認識・処理・証明書作成ができるか確認しましょう。
同じメーカーのPCでも、モデルや搭載ドライブによって認識状況が異なる可能性があります。
USB変換、RAIDカード、ストレージコントローラーを介すことで、ドライブの機能が制限される場合があります。
USB起動できるか、ネットワークブートを利用するか、Management Portalと通信できるかを確認します。
顧客契約や社内規程で求められる資産番号、シリアル番号、方式、作業者などを記録できるよう設定します。
年間処理量だけでなく、繁忙期に同時処理する台数を基に必要なライセンス・設備を検討します。
ソフト消去に失敗した媒体を、誰が、どこで、どの方式へ切り替えるか事前に決めておきます。
| 比較項目 | 自社導入 | 専門業者へ委託 |
|---|---|---|
| 初期費用 | ライセンス・環境構築が必要 | 依頼台数に応じた費用 |
| 継続処理 | 定期的な大量処理に向く | 一時的・都度処理に向く |
| 作業者 | 自社で育成・管理する | 業者が実施する |
| 証明書 | 自社で作成・確認・保存する | 業者が発行する |
| 媒体の持ち出し | 社内処理なら抑えられる | オンサイト以外は輸送が発生 |
| 故障媒体 | 磁気消去・物理破壊などを別途用意 | 別方式へ切り替えられる場合がある |
| 運用設計 | 自社で設定・更新する | 業者の作業フローを利用する |
| システム連携 | API・ITAM連携を検討できる | 業者のサービス範囲による |
| 出典 | 紹介されている内容 | 確認時の注意点 |
|---|---|---|
| Blancco公式導入事例 | 台数管理・業務負担の軽減 | 製品単体ではなく運用全体の改善を含む |
| データ消去事業者 | サービス基盤として採用 | 提供会社による自社サービスの説明 |
| 第三者レビュー | RAID認識、ログ、内製化など | 投稿時点・個別構成での評価 |
Blancco公式のソフトバンク株式会社・株式会社環境技研の事例では、小規模単位でのリサイクル運用へ変更したことにより、台数確認に伴う連絡や現場担当者の負担が軽減されたと紹介されています。
ただし、これはBlancco Drive Eraserの機能だけでなく、回収・リサイクルを含む運用全体の改善事例として確認する必要があります。
データ消去会社の中には、ソフトウェア消去の基盤としてBlancco Drive Eraserを採用している会社があります。
サービスを比較する場合は、「Blanccoを使用しているか」だけでなく、採用する消去方式、証明書の記載内容、エラー媒体の処理方法を確認してください。
ITreviewには、特定のサーバー・RAID構成でドライブを認識し、消去ログを保存できたというレビューがあります。
ただし、RAIDカード、端末、ファームウェア、Drive Eraserのバージョンによって認識・処理可否が異なるため、すべてのRAID環境にそのまま当てはめることはできません。
| 製品名 | Blancco Drive Eraser |
|---|---|
| 提供会社 | Blancco Technology Group |
| 日本法人 | 株式会社ブランコ・ジャパン |
| 主な対象媒体 | HDD、SSD、NVMe |
| 主な対象機器 | PC、サーバー、取り外したドライブ |
| 対応方式・ガイドライン | NIST、IEEE、DoD、BSIなど25種類以上 |
| 消去証明書 | 電子署名付き消去証明書 |
| 管理 | Blancco Management Portalなど |
| 価格 | 要問い合わせ |
| 無料体験 | あり |
| 所在地 | 東京都港区南青山2-23-8 外苑ビル5階 |
| 電話番号 | 03-5772-7491 |
| 公式サイト | https://www.blancco.com/ja/products/drive-eraser/ |
A. PC、サーバー、取り外したドライブなどに搭載されたHDD・SSD・NVMeを処理する、法人向けのデータ消去ソフトです。
消去、検証、電子署名付き証明書の発行、レポート管理などに対応しています。
A. Blancco公式ではHDD・SSD・NVMeへの対応が案内されています。
ただし、すべての型番・接続方式・コントローラーで同じ機能を利用できるとは限らないため、導入前の検証が必要です。
A. ソフトから認識できない、書き込めないドライブは、正常に処理できない可能性があります。
再利用しない場合は、HDDなら磁気消去・物理破壊、SSDならSSD対応の物理破壊などへ切り替えます。
A. Blancco公式ではRAIDの解除、パススルー、誤検出の識別などが案内されています。
ただし、RAIDカード、ファームウェア、サーバー構成によって対応状況が異なるため、実機で確認してください。
A. NIST、IEEE 2883、DoD、BSI、Blancco SSD Erasure、暗号化消去など、25種類以上の方式・ガイドラインが案内されています。
対応数だけでなく、媒体・処分目的・社内規程に合う方式を選ぶことが重要です。
A. Blancco公式の認証情報では、Blancco Drive Eraserの特定バージョンについて、NIST SP 800-88 Rev.2に関するADISAの製品保証認証が案内されています。
利用する製品バージョンと対象媒体が認証範囲に含まれるか確認してください。
A. ドライブの型番・シリアル番号、容量、消去方式、処理日時、処理結果などを記録できます。
自社の規程や顧客契約で必要な項目が含まれるよう、事前に設定・確認してください。
A. 公式サイトでは一律の価格が公開されていません。
処理台数、利用期間、管理機能、導入支援、保守などを基に個別見積もりとなります。
A. Blanccoまたは販売窓口へ問い合わせ、予定する処理台数・期間・利用機能に応じたライセンスを確認します。
A. Blancco USB Creatorを使って起動用USBを作成し、対象PCをUSBブートして利用できます。
USB作成時はUSBメモリ内の既存データが削除されるため注意してください。
A. 公式サイトでは、オフィス、データセンター、遠隔拠点などでの処理や、ワークフロー・システム連携が案内されています。
通信環境、権限、ライセンス、起動方法を事前に確認しましょう。
A. 継続的に大量処理し、担当者と管理環境を用意できる企業は自社導入を検討できます。
処理が少量・一時的な場合や、故障媒体、物理破壊、廃棄までまとめたい場合は、専門業者への委託が適していることがあります。
Blancco Drive Eraserは、HDD・SSD・NVMeを搭載したPC・サーバー・取り外したドライブのデータ消去に対応する法人向けソフトウェアです。
複数台処理、RAID関連機能、ワークフロー自動化、電子署名付き証明書、Management Portalでの一元管理など、継続的な大量処理に必要な機能が用意されています。
一方で、対象となるすべての端末・ドライブを無条件に処理できるわけではありません。ドライブの型番、接続方式、RAID、BIOS・UEFI、ネットワークなどを確認し、無料トライアルやテスト環境で検証することが重要です。
また、消去エラーや認識不能となった媒体をどのように処理するか、証明書を誰が確認・保存するかなど、ソフト導入後の運用も定める必要があります。
毎月・毎年まとまった処理台数があり、自社で担当者・設備・証明書管理を用意できる場合は、自社導入を検討できます。処理が一時的な場合や、HDD・SSD・故障媒体が混在する場合は、Blanccoを採用し、磁気消去・物理破壊にも対応する専門業者への委託も比較しましょう。
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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| アドバンスデザイン | ブランコ ジャパン |
⽇東造機 | ||
|---|---|---|---|---|
| 販売 | データ消去ソフト | 〇 | 〇 | - |
| 磁気データ消去装置 | 〇 | - | - | |
| 物理破壊装置 | 〇 | - | 〇 | |
| データ消去サービス | オンサイト対応 | 〇 | 〇 | - |
| オフサイト対応 | 〇 | - | - | |
| レンタル | データ消去機器レンタル | 〇 | - | - |
| 公式サイト | ||||