会社でPCデータ消去が必要になる場合、従業員に応じて数十台~数百台のPCを一括で処理することが多くなります。1台ずつ処理すると時間や手間がかかるだけでなくミスも起こりやすくなるため、バッチ処理が推奨されます。ここでは、PCデータ消去のバッチ処理について必要な準備、実行フローなどをまとめました。
バッチ処理は、複数のプログラムやコマンドを一括処理するものです。大量のデータ処理や定型業務を自動化することができるため、業務効率化になります。バッチ処理は夜間や営業時間外に実行できるため、日中のシステムへの影響を抑えることができます。
また、プログラムによって実行されるため手作業によるミスが軽減でき、データ精度や正確性が向上します。大量で複雑なデータ処理をする際にも人為ミスがなくなることは大きなメリットとなります。
PCデータを消去する際には、大量のデータを正確に・安全に処理することが求められます。1台ずつ手動でデータ消去を行うことは時間がかかるだけでなく消去漏れや設定の誤りなど人為ミスのリスクが高まります。
PCデータ消去をバッチ処理することは、ユーザーの入力や操作をすることなく一次データ、ログファイルやキャッシュなど大量のデータを一括に、自動で削除することができますし、定義されたコマンドのみを実行するため重要なシステムファイルを誤って削除してしまうなどのリスクがありません。また、誰が実行しても同じ結果となるため属人化を防ぐことにもつながります。
PCデータ消去のバッチ処理が向いているのは、大量のデータを一括で削除しなければいけない場面です。
このように、手作業では消去の手間がかかる、定期的に大量のデータ削除が必要になるようなケースではバッチ処理が有効となるでしょう。
バッチ処理を安全に行うためには、事前の準備が重要です。
まずはバッチ処理の対象となるPCをリスト化します。このとき、資産台帳やPC管理ツールから漏れがないように抽出しましょう。
次に各PCの用途やデータ重要度を整理して、データを消去した後に廃棄するのか、再利用するのかを決めます。メールや共有フォルダなど必要なデータがあれば移行・バックアップしておきましょう。
バッチ処理が正常に動作するよう日付、フォーマット、ファイル名などを統一しておきます。テスト環境でバッチ処理の手順、ツールが正常に動作するかどうか、確認することも重要です。バッチ処理を行うタイミングは、システム利用者が少ない時間にすることでシステムへの負荷を抑えることができます。
バッチ処理の実行フローは以下の通りです。
データ消去には専用ツールを使用することがあります。事前に設定した消去コマンドを接続した全ドライブに自動適用することができます。消去証明書が出力できる製品を選べば、消去ログとして記録を保存することができます。
大量のPC台数でも、バッチ処理を行えば自動で効率的にデータ消去を実行することができます。人の手による作業ではミスが起こる恐れがありますが、バッチ処理はコマンドを実行するだけですので誰が操作しても同じ結果が得られます。
ただし、PCのデータ消去では論理消去や物理破壊を実行した方が情報漏えいリスクを抑えられる場合もあります。専門業者に依頼すれば様々な方法でデータ消去を行ってもらえますし、証明書を発行してもらえるなどメリットもありますので、一度相談してみても良いでしょう。
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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| アドバンスデザイン | ブランコ ジャパン |
⽇東造機 | ||
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| 販売 | データ消去ソフト | 〇 | 〇 | - |
| 磁気データ消去装置 | 〇 | - | - | |
| 物理破壊装置 | 〇 | - | 〇 | |
| データ消去サービス | オンサイト対応 | 〇 | 〇 | - |
| オフサイト対応 | 〇 | - | - | |
| レンタル | データ消去機器レンタル | 〇 | - | - |
| 公式サイト | ||||