データ消去装置にはさまざまな種類がありますが、その中には米国国家安全保障局(NSA)が定めたセキュリティ基準をクリアしていると認められた製品があります。こちらの記事では、NSA認定を受けている磁気消去装置について、タイプ別にご紹介していきます。
卓上に置けるサイズの磁器消去装置です。特記されている場合を除き、テープおよびディスク・ストレージ・デバイスの消去を行うために自動的なワンパス操作を行います。こちらのタイプでNSAに認定されている装置は下記の通りとなっています。
テープおよびディスク・ストレージ・デバイスの消去を行うための自動ワンパス操作を提供する、スタンドアロン型の磁気消去装置です。Data Security社の製品が2種類NSA認定を受けています。
手で持って使用するタイプの磁気消去装置です。ディスクやストレージ、デバイスの消磁を行う場合には、消去装置の磁気部分でディスクの記録面を拭くようにする形でデータの消去を行います(少なくとも3回拭くようにします)。
こちらは、テープやディスク・ストレージ・デバイスのデータ消去をワンパスで自動的に行うことができる、密閉型の磁気消去装置です。Applied Magnetics Laboratory社の製品がNSAの認定を受けています。
ディスク・ストレージ・デバイスの消去を行うために、2パス操作を提供するタイプの密閉型磁気消去装置です。ディスクをエントリスロットに通し、その後に90度回転させて再度スロットにディスクを通すことによってデータの消去を行います。
デープやディスク・ストレージ・デバイスのデータ消去を自動的にワンパスで行うことができる、密閉型の卓上永久磁気消去装置です。こちらのタイプの場合、NSA認定を受けているものにはData Securityの製品があります。
密閉型の永久磁気消去装置ですが、その特徴はベルトコンベアのシステムを採用している点です。電源を入れ、データ消去を行いたいストレージデバイスをベルトコンベアに乗せるだけで良いため、複数のデバイスのデータ消去を行う際にもスピーディーに作業を行えます。
磁場の強度を測定することによって、磁気消去装置の有効性について数値的に評価を行える装置です。こちらの装置でNSA認定を受けているData Security社のField CheckR、Compact Field CheckRは、手のひらサイズの製品となっている点もポイントです。
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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