オフィス移転はPCやサーバー、複合機などのIT機器入れ替えや廃棄が同時進行します。そのためデータ消去の適切な対応ができなければ、記録媒体に残ったデータが外部に流出するリスクが生じます。この記事では、移転時にデータ消去が欠かせない理由と、実務で役立つ基礎知識をまとめました。
旧オフィスで使用していたPCやストレージには、業務上の機密情報や顧客データ、従業員の個人情報などが記録されています。このような機器を廃棄・売却する際に注意が必要なのは、OS初期化(フォーマット)だけではデータを完全に消せないケースがあるためです。
初期化後も記録領域にデータが残り、専用ツールを使えば復元できることがあります。
移転を機にIT機器を廃棄・返却・売却する場合には、確実なデータ消去が求められます。
データ消去が必要な機器は、PCだけではありません。業務で日常的に使われる機器には、さまざまな形でデータが蓄積されています。見落としがちな媒体も含め、以下のような機器が消去対象となります。
特に複合機は内部にHDDやフラッシュメモリを搭載している機種があり、スキャンや印刷の履歴が残っていることがあります。機種ごとに対応方法が異なるため、メーカー仕様を確認の上、対処することが大切です。
移転時のデータ消去は、段階的に進めることが重要です。作業の抜け漏れを防ぐために、以下のような手順で進めましょう。
移転作業は短期間に多くのタスクが集中します。データ消去はつい後回しにしがちですが、事前の段取りで情報漏えいリスクを下げられます。あらかじめ以下の点を確認しておきましょう。
社内だけで対応しきれない場合は、専門業者への委託が有効です。以下のような状況では、積極的な外部委託を推奨します。
専門業者に依頼すると、消去方法の選定から作業記録の発行まで一貫して対応してもらえます。
オフィス移転は、IT機器の廃棄・売却・返却などを行う機会でもあります。手放す機器には社内情報が残っているため、情報漏えいを防ぐためにもデータ消去は必須です。
「移転が終わってから考える」のでは遅いケースもあるため、移転計画の初期段階からデータ消去を「引越作業の一部」として考えることが重要。機器の回収・バックアップ・消去・廃棄までを一連の流れにしておくことで、漏れを防ぐことができます。
※2022/4時点公式HPより
2022年4月時点で「データ消去」で検索して公式サイトが表示される上位35社をピックアップ。 消去証明書の発行または第三者機関の認定があるデータ消去サービス・販売企業の中から以下の基準で選定
アドバンスデザイン:全ての消去方法に対応。データ復旧会社の消去サービスを提供
ブランコ・ジャパン:消去したデバイス数が最多2.5億台以上(2022年6月公式HPより)
日東造機:物理破壊装置の業界シェアNo1(※)参照元:日東造機(http://nittoh.co.jp/db50pro.html)2022年6月時点
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| アドバンスデザイン | ブランコ ジャパン |
⽇東造機 | ||
|---|---|---|---|---|
| 販売 | データ消去ソフト | 〇 | 〇 | - |
| 磁気データ消去装置 | 〇 | - | - | |
| 物理破壊装置 | 〇 | - | 〇 | |
| データ消去サービス | オンサイト対応 | 〇 | 〇 | - |
| オフサイト対応 | 〇 | - | - | |
| レンタル | データ消去機器レンタル | 〇 | - | - |
| 公式サイト | ||||